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| コンパスの原理 |
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方位磁石は小さく薄い鉄片に着磁したものと、
フェライト磁石という非常に強い焼結金属の固まりに着磁したもの
との2種類が一般的に市販されています。
方位磁石の原理は、地球の地磁気により起こる磁力に反応して、磁化された鉄片が地球の南北を指すものです。 磁石はNとSは引き合い、NとN、SとSは互いに反発します。 地球上では、コンパスのS極が、地球のN極と引き合い、コンパスのN極が地球のS極と引き合っています。 そして、北を指す方をNと命名して、赤や青の色を塗り目印としているのです。
地球自身の磁石は、地球に1本の大きい棒磁石が埋め込まれていると考えます(左図参照)。 その棒磁石は北極側がS極、南極側がN極になっています。 |
地球は自転していて、内部にあるドロドロに溶けた鉄やニッケルも回転しそれが原因となって電気が起きます。 そのために磁力が発生し、大きな1個の磁石になったと考えられています。 ところが、この磁石は、5000年位の周期で磁極の向きが変わるといわれていますが、現在の地球は北極側にS極があります。
磁石はNからSに向かう磁気の力があり、これを閉曲線で結び磁力線といいます。地球の場合、この磁気の力を"地磁気"と呼んでいます。
地球の上に置かれたコンパスは、この"地磁気"に沿った磁力線の向きに沿って停止します。この時コンパスのN極が北極(S極)を指すということになるのです。 |
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| コンパスの北は真北ではない! |
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コンパスの北は真北を示す―、これは正解、それとも不正解!?
コンパスを使う前に知っておきたい真実、それはコンパスが真北を指さないこともあります。 一般的に、コンパスは北を指すということでいいのですが、地球の磁力線というのは、直線的に地球の表面を南極側から北極側に向かっているわけではなく、地域により地球の構造的影響を受け、複雑に曲がっているのです。 そのために、コンパスの針が真北を指さない場所が存在することになります。
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コンパスの指す北を磁北といいます。
実際、北海道ではコンパスの針は真北から西寄り約9度を北として指し、東京付近では同様に約7度、沖縄では約5度それぞれ西寄りになります。
これを西偏と呼んでいます。日本各地の偏差(偏角)は、国土地理院の2万5千分の1及び5万分の1の地形図に載っています。
アメリカでは地域により西寄りにも東寄りにも30〜40度もズレる地域があります。 こんな時は、方位のズレを補正するコンパスを使用します。 |
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| コンパスはここに注意 |
近頃、リストコンパスを使う人が多いようですが、時々コンパスが壊れたという声を聞きます。
そんな時は一度、使い方をチェックしてみて下さい。 腕時計には強力な磁石が使用されているので、時計の外周から15o以上、離して取り付けるのが基本。こうすることで正しく方角を示します。
球形コンパスには「正方位」と「カウンター」の2種類があります。 カウンター表示のコンパスは、側面の文字が進行方向を指します。 この表示方式は、コンパスを真上から見るのではなく、側面からも見る必要がある場合に有効で、車載用コンパス等ではこの方式が多く用いられています。 この場合、側面に北(N)が見えていたら北の方向を向いていることになります。 |
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